「NPO法人百生一輝 ひきこもり家族会」は、KHJ全国ひきこもり家族会連合会、および兵庫県川西市の地域資源と関係を持ちながら、ひきこもり当事者、およびその家族が住み慣れた地域で孤立することなく暮らせるよう地域における拠り所として寄与していきたいとおもっています。
目次
1. 設立経緯
われわれは、障がいのある子供の保護者として、障がいのある方の支援者として、またひきこもり当事者の親族として、2019年3月、「生きづらさを抱えている人が輝ける社会」という理念のもと「NPO法人百生一輝」を設立しました。
NPO法人の設立準備段階から、障がいのある方の就労支援と、ひきこもりの方のサポートを視野にいれて準備を進め、2020年5月、就労継続支援B型事業所「ふぉーふーむ」を立ち上げ、同年12月に、KHJ全国ひきこもり家族会連合会の兵庫県川西支部として「NPO法人百生一輝 家族会」を設立し、今に至っています。
2. 運営方針
1)何を語っても、何も語らなくても、また何も語れなくても、それぞれの人にとっての「今、ここ」に居る場所から、その人なりの社会との間合い、ニーズを大切にしながら、手探りであっても歩み出せるきっかけを創る「場」でありたいと思っています。
2)途切れることがない家族会間相互の関係・対話を積み上げていくことを通して、ご家族ご自身の連帯や安心のための「場」でありたいと思っています。
3. 活動内容・計画
3.1. 月一回の家族会の開催
- 家族間相互の交流
- 情報の提供、共有
- 勉強会
- 外部講師を招いての講演会
3.2. 夜カフェ・コミュニティカフェの運営
3.3. 居場所の運営
4. 廣瀬理事からの挨拶
長年、障がいのある方と関わってきました。自分との関係や、家族・社会との関係に多少なりともしんどさを抱えながらも今を懸命に生きている、そんな躍動する「いのち」とふれあい、一緒に時間を過ごすなかで多くのことを学ばせていただいたように思います。
ひきこもり当事者が身内にいます。ひきこもりの方と一緒に過ごす時間は多くはなくても、その人なりの「今」を家族会を通して大切に見守りながら、少しでもそれぞれの「今」を拡げられるよう尽力に努めたいと思っています。
5. 川西支部の基本情報
NPO法人 百生一輝が、「生きづらさを抱えている人が輝ける社会」という理念の実現に向けて取り組んでいく事業と連携を密にしながら活動していきます。
- 法人が運営する就労継続支援B型事業所「ふぉーふーむ」の資源でもある「ケーキ工房 菓楽」と1000㎡の農園。
- KHJ全国ひきこもり家族連合会との連携。
- 支部長:1名 事務局長1名